Published: Updated:
レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが2017年F1中国GP予選を振り返りコメントを発表した。フェルスタッペンは予選Q1でマシンにエンジントラブルが発生し、2016年のモナコGP以来となるまさかのQ1敗退を喫している。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、この問題解決に際して何らかのペナルティーを受ける可能性に言及している。
ダニエル・リカルド
予選:5位/1:33.033
「予選では車から限界を引き出せたから満足してるよ。でもチームとしてもドライバーとしても、当然もっと良い結果を願ってたよ。予選まではセットアップが決まりきってないように感じてたんだけど、予選ではマシンがかなり快適に感じられんだ。多かれ少なかれ望んでた方向に近づいたんだけど、メルセデスやフェラーリと比べちゃうとまだまだって感じだね。でも、今朝に比べるとかなりマシンバランスは良くなってるし、予選に向けて行った大胆な変更が功を奏したみだいだ」
「明日雨が降る様なら、ウェットコンディションでは、いつだってより多くのチャンスが生まれる、もしそうなればそのチャンスを活かせるかどうかは自分次第だから、仮に明日雨が降ったとしても僕はがっかりしないよ。濡れた路面でも速いマシンであることを祈ってる。こういう状況ではダウンフォースが大きく物を言うからね。いずれにしても明日はファンにとって面白いレースになること間違いないし、表彰台目指して全力で取り組むつもりだよ。」
マックス・フェルスタッペン
予選:19位/1:35.433
「19番手から決勝をスタートするのは大変だけど、明日は雨だと思うんだよね。予選ではエンジンのミスファイヤがあってパワーが下がっちゃったんだ。何とかQ2に行けるようにと思ってアタックしたんだけどダメだったよ。今夜は皆で原因を調査するつもりだけど、明日までに解決できると思っているよ」
「そりゃすごく残念だけど、こういうことは起こるものだし、僕らは前に進み続けないと行けないからね。明日の雨は間違いなく僕らにとって有利だけど、フェラーリとメルセデスに挑戦するのは流石に難しいよ。自分たちのことに集中して、最善を尽くさないとね。今日は返ってちゃんと休んで寝て、明日アタックする準備をした上でここに戻ってくるよ。もし明日がドライコンディションになっちゃうと厳しいね」
クリスチャン・ホーナーは「マックスにとっては非常に悔しい予選になってしまいました。エンジン関連のトラブルだと思いますが不運なアクシデントでした。ですが、上手くいけば明日ペナルティーを受けることなく問題を解決できると思います」と語り、問題解決に際して何らかのペナルティーを受ける可能性があるとの認識を示した。
F1中国GP決勝レースは、明日2017年4月9日(日)15:00から上海インターナショナル・サーキットにて行われる。天気予報では明日は再び雨の見込み、ウェット・コンディションでのスタートが予想されている。