2022年F1カナダGP決勝後ポイントランキング:フェルスタッペンがリード拡大、一方でレッドブルはフェラーリの接近許す

マックス・フェルスタッペンが2022年6月19日のF1カナダGPで獲得した優勝トロフィーとコンストラクタートロフィー、ジル・ビルヌーブ・サーキットにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

FIA-F1世界選手権第9戦カナダGPの決勝レースが2022年6月19日にジル・ビルヌーブ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2連勝を飾った。2位にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。

セルジオ・ペレスと角田裕毅、ミック・シューマッハの3名がリタイヤしたモントリオールでの3年ぶりのレースを終え、ドライバー及びコンストラクター両チャンピオンシップの順位をまとめる。

F1ドライバーズランキング

ランキングをリードするフェルスタッペンは25ポイントを上乗せして計175ポイントに達した。ギアボックストラブルによりDNFを余儀なくされたランキング2位のペレスは、最後方からの5位フィニッシュを果たしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に3点差まで詰められた。

7位フィニッシュを果たして5秒ペナルティにより最終9位に降格となったフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はノーポイントに終わったピエール・ガスリー(アルファタウリ)を交わしてランキング10位に浮上した。

母国レースを10位で終えたランス・ストロール(アストンマーチン)は1つ順位を上げて18位に、周冠宇(アルファロメオ)は18位から16位へとランキングを上げた。

ミック・シューマッハ(ハース)とニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)はまたも無得点に終わり、9戦を終えて未だに1ポイントも持ち帰れていない。

Pos Driver Nationality Team PTS
1 マックス・フェルスタッペン オランダ レッドブル・RBPT 175
2 セルジオ・ペレス メキシコ レッドブル・RBPT 129
3 シャルル・ルクレール モナコ フェラーリ 126
4 ジョージ・ラッセル イギリス メルセデス 111
5 カルロス・サインツ スペイン フェラーリ 102
6 ルイス・ハミルトン イギリス メルセデス 77
7 ランド・ノリス イギリス マクラーレン・メルセデス 50
8 バルデリ・ボッタス フィンランド アルファロメオ・フェラーリ 46
9 エステバン・オコン フランス アルピーヌ・ルノー 39
10 フェルナンド・アロンソ スペイン アルピーヌ・ルノー 18
11 ピエール・ガスリー フランス アルファタウリ・RBPT 16
12 ケビン・マグヌッセン デンマーク ハース・フェラーリ 15
13 ダニエル・リカルド オーストラリア マクラーレン・メルセデス 15
14 セバスチャン・ベッテル ドイツ アストンマーチン・メルセデス 13
15 角田裕毅 日本 アルファタウリ・RBPT 11
16 周冠宇 中国 アルファロメオ・フェラーリ 5
17 アレックス・アルボン タイ ウィリアムズ・メルセデス 3
18 ランス・ストロール カナダ アストンマーチン・メルセデス 3
19 ミック・シューマッハ ドイツ ハース・フェラーリ 0
20 ニコ・ヒュルケンベルグ ドイツ アストンマーチン・メルセデス 0
21 ニコラス・ラティフィ カナダ ウィリアムズ・メルセデス 0

F1コンストラクターズランキング

ペレスのリタイヤによって首位レッドブルと2位フェラーリとの差は80点から76点と、若干縮まった。ストロールの1点によってアストンマーチンはハースを交わして8位に浮上した。

Pos Team PTS
1 レッドブル・RBPT 304
2 フェラーリ 228
3 メルセデス 188
4 マクラーレン・メルセデス 65
5 アルピーヌ・ルノー 61
6 アルファロメオ・フェラーリ 47
7 アルファタウリ・RBPT 27
8 アストンマーチン・メルセデス 16
9 ハース・フェラーリ 15
10 ウィリアムズ・メルセデス 3

F1カナダGP特集

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