角田裕毅「早々にペースを掴めた」17番手と後方も何ら問題ないとアルファタウリ…最後尾スタートを念頭

ガレージ内でセッションに向けた準備に取り組むアルファタウリの角田裕毅、2022年6月17日F1カナダGPフリー走行Courtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、6月17日(金)に行われたF1第9戦カナダGPの初日プラクティスで計70周を走り込み、17番手タイムを記録した。6番手を刻んだ僚友ピエール・ガスリーに対しては0.688秒と大きく遅れた。

週末に先立ちアルファタウリは角田裕毅のパワーユニットを全て交換した。これに伴い日曜の決勝では予選結果に関わらず最後尾からスタートする事になるため、角田裕毅はこの日、レースを想定したロングランに集中していた。

チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「PUペナルティで最後尾からスタートするユーキはロングランに重点を置いていたため、ショートランのペースに大した意味はなく、マシンのパフォーマンスという点ではピエールのペースの方がよく表れている」と説明した。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

ジル・ビルヌーブ・サーキットでアルファタウリAT03のステアリングを握る角田裕毅、2022年6月17日F1カナダGPフリー走行2

早々にペースを掴めた

角田裕毅
FP2: 17位 / FP1: 14位

このコースを走るのは今回が初めてですが、かなり気に入りました。すごく楽しかったです。FP1では3・4周も走るとすぐにペースを掴めたのでポジティブでした。

ここは路面がバンピーというだけでなく、かなりテクニカルなコースですので、次のプラクティスでは更にペースを上げる必要がありますし、コースに対する理解をもっと深めていければと思っています。

今週末はペナルティを受ける事になりますので、日曜日のレースを想定して集中的にロングランに取り組んでいます。上手くポジションを上げていければと思います。


2022年F1カナダGPのFP2ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がFP1に続きトップタイムを記録。2番手に降格決定のシャルル・ルクレール、3番手にカルロス・サインツと、背後にはフェラーリの2台が続く結果となった。

2022年F1カナダグランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月18日(土)26時から、公式予選は同29時から1時間に渡ってジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される。

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