ジェンソン・バトンにルマン24時間レース参戦の可能性が浮上、LMP1クラスで元同僚アロンソとF1王者対決なるか?
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ジェンソン・バトンに2018年のル・マン24時間レース参戦の可能性が浮上した。仏Auto Hebdが報じたところによれば、2009年のF1ワールドチャンピオンはロシアに拠点を構えるSMPレーシングと交渉を行っており、今年のルマンでAER製V6ツインターボを搭載するBR1 LMP1マシンをドライブする可能性があるという。
マクラーレン・ホンダ時代の同僚フェルナンド・アロンソはトヨタ・ガズー・レーシングからルマン参戦を表明しており、16日にはルマン新人ドライバーに義務付けられたシミュレーター作業を完了している。6月16日から行われる第86回ル・マン24時間レースでは、マクラーレン・ホンダ同僚対決、F1ワールドチャンピオン対決が実現する可能性がある。
交渉がまとまった場合、バトンはミカエル・アレシン、ベタリー・ペトロフらと共にBRエンジニアリング BR1-AERを駆り、サルト・サーキットで開催される世界で最も著名な耐久レースでのデビューを果たす事になる。バトンは先月、ル・マン・クラシックとグッドウッド・リバイバルへの参加を表明したばかり。F1引退後の1年の休暇を経て、レースに対する情熱が湧き上がっているようだ。
今季からRAYBRIG NSX-GTで日本のスーパーGTにフル参戦するバトンは、8日の第一戦岡山でいきなり2位表彰台を獲得。16日と17日に鈴鹿サーキットで開催された公式テストでは2日連続のトップタイムをマーク、卓越したドライビング・スキルが健在である事を見せつけている。
今年のルマンもJ SPORTSが生配信する予定となっており、WEC世界耐久選手権シリーズ7戦すべての予選・決勝が生中継される。J SPORTSは