クビアト、努力成就に満足「2度表彰台に上がった中団はトロロッソ・ホンダだけ」F1ブラジルGP《決勝》

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトの後ろ姿、2019年F1ブラジルGP決勝レースにてcopyright Red Bull Content Pool

17日(日)に行われたF1第20戦ブラジルGP決勝を終えて、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがレース内容を振り返った。前日の予選Q1で敗退したクビアトは、16番グリッドからの巻き返しを目指してレースに臨み、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)に次ぐ10位でフィニッシュした。

ルノー及びレーシングポイントとコンストラクター争いを繰り広げる今、クビアトが持ち帰った1ポイントは非常に重みのあるものだが、今回の主役はピエール・ガスリーの方だった。フェラーリ勢の同士討ちなどを背景に、ガスリーは2位表彰台を獲得し、18ポイントを手にした。

クビアトは今年の第11戦ドイツGPで3位フィニッシュを果たし、チームに11年ぶりの表彰台をもたらした。それに続けて今度はガスリーが表彰台を獲得。レースを終えたクビアトは、チームとしての今回の”大勝”を喜んだ。

努力成就に満足「2度表彰台に上がったのは僕らだけ」

ダニール・クビアト決勝: 10位, グリッド: 16番手

16番手からのスタートだったから、簡単にいかない事は分かってた。特に語るような事はない。難しいレースだったけど、セーフティカー明けのリスタートで3台オーバーテイクして1ポイント獲得できた点はポジティブに捉えてる。

トロロッソにとっては今季2度目の表彰台だし、中団チームの中でこれを成し遂げたのは唯一僕らだけだ。日頃の努力が実って嬉しく思う。

今日は大量にポイントを獲得した事で、コンストラクターでの6位を奪還することができた。今日の結果はチームにとって本当に素晴らしい。


11月17日(日)にインテルラゴス・サーキットで行われた2019年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、通算8勝目を上げた。

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