角田裕毅「良い感じ」トレーニングに明け暮れた夏休み…いざ後半戦へ
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スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅がサマーブレイク明けの初戦となる2022年FIA-F1世界選手権第14戦ベルギーGPに先立ち、つかの間のオフを振り返りつつ週末に向けて抱負を語った。
モチベーションは高い
角田裕毅
F1ベルギーGPプレビュー
トレーニングに明け暮れましたが、それでも夏休みは本当に楽しい時間を過ごすことができました。
最初の1週間はオーストリアのトレーニング施設に行き、スポーツ心理学者と話したり、フィジオと共に作業に取り組みました。
その後は兎に角、休みをエンジョイし、先週はファエンツァに戻ってトレーニングに励む傍ら、ウェイクボード等のアクティビティを堪能しました。
多分、休みの70%位はトレーニングに費やしたんじゃないかと思いますが、僕的には休みの間に完全にリセットしてしまわない方が良いんです。
携帯電話も持たず、レースのことも考えずに、リラックスした時間を過ごすことができました。いい感じです。
コーナーのレイアウトはあまり変わっていないと思いますが、シミュレーターでしか走っていませんし、スパが改修によってどう変化したのか興味深いところです。
主だったところとしてはラディオンのランオフエリアが改修され、それと合わせて幾つかのランオフがグラベルに変更されています。
スパは間違いなくカレンダーの中で最高のサーキットの一つですし、僕の中ではトップ5に入るお気に入りのコースです。特に中高速コーナーが好きです。
レースの週末に対するアプローチはシーズン前半と変わりませんが、期待値という意味では考え方をリセットするつもりです。
リフレッシュできていますし、後半戦に向けてのモチベーションは高いです。
ベルギーGPの舞台となるのはカレンダー最長となる1周7,004m、全19コーナーを有するスパ・フランコルシャンだ。
鉄砲雨に見舞われた2021年のF1ベルギーGPは赤旗による長時間の中断を強いられ、3周のセーフティーカー先導周回を消化するのみとなり、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインを飾る結果となった。
F1ベルギーGPは日本時間8月26日(金)21時からのフリー走行1で幕を開ける。