決勝直前、F1ベルギーGPグリッドが再度変動…マクラーレンがエンジン交換 3台が新たに降格
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高速のスパ・フランコルシャンで開催されるF1ベルギーGPでは、予選を前にすでに6台のマシンのグリッド降格が確定していたものの、決勝レースを前に、3台が新たに降格する見通しとなった。
赤旗の影響でアタックできず、予選Q1ノックアウトの17番手に終わったマクラーレンのカルロス・サインツは、ルノー製MGU-KとES(バッテリー)及びギアボックスを交換。交換ペナルティによって、最後尾へと後退する。
エンジンブローが発生し、サインツのタイム計測を妨げる原因となったアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは、4基目となるICE=内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを開封。サインツ同様、最後尾へと後退する。
フェラーリは今週末、ハースの2台(ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャン)及びジョビナッツィの計3台に最新スペックを投入。ジョビナッツィは再びアップグレード版を使用する。
同じく予選Q1でエンジントラブルに見舞われ、大量の白煙と炎を吐いたウィリアムズのロバート・クビサは、問題が発生したメルセデスのフェーズ3ではなく、以前使用していた旧型のICE、ターボ、MGU-Hへと換装した。
クビサは更に、パルクフェルメ規定を破って、予選時とは異なる仕様のリアウイングへと交換。レギュレーションの定めに従い、ピットレーンから決勝をスタートする。