アレックス・アルボン、F2時代の得意コースで迎える2戦目 / F1バーレーンGP《preview》

インタビューに応えるトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンCourtesy Of Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが、2019年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGPに先立って抱負を語った。アルボンは、DAMSから参戦した昨年のFIA-F2選手権バーレーンで4位を獲得。ARTグランプリから出走した2017年のレースでは6位入賞を果たしており、バーレーン・インターナショナル・サーキットを得意としている。

F2時代の得意コースで迎える2戦目

アレックス・アルボン

全体的には、オーストラリアでの週末に満足してる。フリープラクティスに挑むときは若干気後れしてたところもあるけど、予選はうまくいったしね。それだけにポイントが獲得出来なくて少しがっかりしたけど、メルボルンでの週末をうまくやれた事で、僕としては前向きな気持ちでバーレーンに向かう事が出来る。たくさんの事を学んだし、更に準備ができたと感じてる。

振り返ってみれば、初めて挑んだF1の週末はインタビューやらメディアセッションやらで追われてしまい、スケジュールがかなり慌ただしかった。それに、ファンの皆があれだけサポートしてくれるなんて​​予想してなかったからビックリしたよ。フォーミュラ2と比べると全然違うね。

その一方で、クルマのドライブという点では馴染み深い部分があったし、ヘルメットを被った後はいつも通りって感じだった。クルマに乗ってる時は自分の家にいるような感じだったし、ドライビングに集中することができた。

バーレーンはF2でレースをしてるから初めてじゃないんだ。少なくともトラック上で何周か走ってるし、コーナーがどっちに曲がるかも分かってる。去年のレースはかなり良かったんだよ。

楽しいトラックだとは思わないけど、走る上では最高のコースだ。ロングストレートが何本もあるから、あらゆるコーナーが重要で、そういう意味では少しモンツァに似てるかも。リズムを掴むのが簡単じゃないという意味でもね。メルボルンと比べるとノーマルなタイプのレーストラックだね。

アルバート・パーク・サーキットは初めてだったけど、バーレーンは知ってるコースだし僕にとってF1での2戦目だから、週末全体が少し楽になる事を期待してる。ベテランF1ドライバーみたいに、とは言わないけど、どういった流れで週末が進んでいくか分かっているし、その意味では前戦よりかはスムーズな週末になるはずさ。


戦いの舞台となるのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。1周5412mのコースはヘルマン・ティルケによって設計され、決勝は夕刻よりスタートする”トワイライトレース”となる。昨年のグランプリでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインを果たし開幕2連勝を達成。2位はメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にルイス・ハミルトンが続いた。

F1バーレーンGPは、日本時間2019年3月29日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1バーレーンGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了