ダニール・クビアト、週末の勢い虚しくポイント圏外「様々な教訓を学んだ」F1バーレーンGP《決勝》
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31日(日)に行われたF1第2戦バーレーンGP決勝を終えて、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがレース内容と週末を振り返った。復帰第二戦の週末、クビアトは終始トップ10に入れ込む速さをみせていたが、予選では中古タイヤでコースに送り出されるミスもあり噛み合わず、ポイント圏外の12位でレースを終えた。
日曜の決勝では、スタートに失敗してオープニングラップで1ポジション落としたものの、その後は他車のトラブルもあり徐々に挽回。10周目には8番手にまで浮上したが、前走のアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に対してオーバーテイクを仕掛けた際に軽く接触してコースオフ。16番手にまで順位を落とした。
一件はお咎め無しの裁定が下ったものの、ピットレーンでの速度違反を取られ5秒ペナルティ。巻き返しを目指して何度かオーバーテイクをみせたが及ばず、最終12位でチェッカーフラッグを受けた。
週末の勢い虚しくポイント圏外「様々な教訓を学んだ」
ダニール・クビアト決勝: 12位, グリッド: 15番手
昨日はもっと良い予選ができたはずだし、今週末は若干まとまりきらなかった。決勝レースのスタートでは、酷いホイールスピンに見舞われてしまい最初のラップでポジションを後退してしまった。その後は、その分の穴埋めをするために、トラブルを避けて懸命に戦わなきゃならなかった。
今日の僕らのペースはかなり良かったから、もっと良い結果もあり得たと思う。それだけに、ジョビナッツィとの接触の後でスピンしてしまった事は悔しい。最良の週末ではなかったにせよ、様々な教訓を学んだし、次の中国グランプリでは、もっと良い週末になるように完璧にこなせる事を祈ってる。
57周で争われた決勝レースではフェラーリ勢のトラブルと自滅により、予選3番手のルイス・ハミルトンが逆転優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続き、開幕戦に続きシルバーアローが上位を独占した。3位表彰台にはフェラーリのシャルル・ルクレールが滑り込んだ。