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バーレーンGP予選を終えて、トロ・ロッソのダニール・クビアトとカルロス・サインツがコメント発表した。
サインツは予選Q1の最後のアタックで全体ベストを塗り替えながらも、パワーユニットのトラブルに見舞われ最終コーナーでマシンを止めた。クビアトはQ2に進出も、アタックラップを完璧に決めることが出来ず、0.024秒差でQ3進出を逃した。しかしながら、決勝スタート時のタイヤを自由に選択できるという点から言えば、11番手という結果にも関わらずクビアトがポイントを獲得する可能性は極めて高い。
トロロッソ:バーレーンGP予選後コメント
ダニール・クビアト
予選:11位/1:30.923
「今日は凄くタイトな予選になったね。もう少しってところでQ3に進出できるところだったんだけど、ツイてないことにQ2での最速ラップの時に最終コーナーでコースオフしちゃったんだ。チームの皆に申し訳なく思ってる。彼らはトップ10にふさわしいマシンを仕事をしてくれた」
「とは言え、マシンはここでは一貫して上向きだったし素晴らしい仕上がりだったよ。僕らは昨日から今日にかけてかなり良い前進を果たしたし、マシンは快適だ。僕らには速いマシンがあり、クリーンなラップだったにも関わらずQ3に進出することができなかった。明日は11番グリッドからのスタートになるけど、決勝スタート時のタイヤを選択できるという観点から言えば良いポジションだと言えるね。明日はポイント獲得を賭けて戦えると思うよ」
カルロス・サインツ
予選:16位/1:32.118
「なんてイライラする腹立たしい予選だったんだろう!Q3に進出する大きなチャンスを失ってしまった。トップ8は可能だったと思うよ。すごく良い予選だっただけにホント悔しい。昨日のトラブルの後僕らはかなり速くなったけど、その一方で信頼性の問題で16番手止まりになっちゃったんだ」
「唯一ポジティブなことは、決勝は今日じゃなくて明日ってことで、僕らはまだ戦うことができるっていうことさ。クルマにはかなり多くのポテンシャルがあると思うし、開幕戦オーストラリアGPの時よりもマシンは速くなってると思う。だからこそ、Q1でマシンを降りなきゃならなかったのは本当に残念なんだ」
「とにかく、一旦落ち着いて冷静になったら明日の決勝に目を向けようと思う。決勝では多くのことが起こり得るから、多少確信が持てなかったとしても激しくプッシュするつもりだよ。僕らは以前もそうやってのけたし、それによって良い結果を手に入れているからね。だから、僕は明日が良い1日になるって思ってる」
予選の詳しい模様については「バーレーンGP予選ダイジェスト」を参照いただきたい。F1バーレーンGP決勝レースは、2017年4月17日(日)00:00からバーレーン・インターナショナル・サーキットにて行われる。