コース改修は「かなりの違い」をもたらすとフェルスタッペン、シム作業を経て期待を寄せるペレス

パドックを歩くレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、2022年3月19日F1バーレーンGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが、2022年FIA-F1世界選手権第3戦オーストラリアGPに先立って抱負を語った。2人は共に、追い抜き促進を目標に改修された新たなコースレイアウトに期待を寄せている。

オーストラリアGPの戦いの舞台、アルバート・パーク・サーキットは3年ぶりの開催に向け、第2セクターのシケインの廃止を含めて初のレイアウト変更を実施した。DRSゾーンは史上最多の4箇所に設けられ、シミュレーションによるとラップタイムは約5秒短縮する見通しだ。

2019年の前回大会では昨年のレースでは、フェルスタッペンが3位でフィニッシュし、2008年のイギリスGP以来ぶりとなる念願の初ポディウムをホンダに献上した。レーシングポイントに所属していたペレスは13位という結果だった。

レッドブル:F1オーストラリアGPに向けて

マックス・フェルスタッペン改修は「かなりの違い」をもたらす

オーストラリアでレースをするのは久しぶりだから凄く楽しみだ! ここは何時も雰囲気が良いしね。

レイアウト変更がどう影響するのか興味深いところだ。個人的には中でもターン6(コース幅を7.5m拡張)の改修が一番大きいと思う。かなりの違いをもたらすんじゃないかな。オーバーテイクのチャンスも増えるはずだ。

アルバート・パーク・サーキット(F1オーストラリアGP)の2022年新旧コースレイアウトとDRSゾーン

このコースは路面がかなり誇りっぽい事もあるし、このクルマがどういうパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしてる。チームとしてまたスムーズな週末を過ごせればって思ってる。

セルジオ・ペレス今週末はツキが回ってくるはず

2年ぶりにメルボルンに戻ってこれて本当に嬉しい。ここでのレースは毎回楽しいし、ファンは素晴らしいし、またオーストラリアでF1が開催されることを誰もが喜んでるんじゃないかな。

今年はコースレイアウトが新しくなっているし、この新しい世代のマシンがどう機能するのか興味深い。

今週の初めにシミュレーター作業に取り組んだんだけど、今回の変更はショーの改善に繋がるだろうし、エンターテインメント性も高まるはずだ。

過去2戦は接戦で、僕もチームも運に恵まれない部分があったけど、今週末はツキが回ってくると信じてる。今シーズンの僕らのパッケージは強力だから、またクルマに乗るのが待ちきれない!


コロナ渦による2年連続の中止を前に行われた2019年の前回大会では、予選2番グリッドのメルセデスAMG、バルテリ・ボッタスが後続を25秒引き離して22レースぶりの優勝を飾った。

F1オーストラリアGPは、日本時間4月8日(金)12時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1オーストラリアGP特集

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