セルジオ・ペレス、僚友とは対照的に変更に不満「僕らはクルマの状況を理解できていない」

肘を付きリラックスするレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス、2022年4月8日F1オーストラリアGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

興味深いことにレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは8日のF1オーストラリアGPのFP2に向けたセットアップ変更に満足しているが、チームメイトのセルジオ・ペレスはそうではない。

32歳のメキシコ人ドライバーはFP1でフェラーリ勢に次ぐ3番手タイムを刻んだものの、セットアップ変更を経て臨んだFP2ではフェラーリはおろか、アルピーヌのフェルナンド・アロンソにすら先行を許す5番手に後退した。

クルマの状況を正確に理解できていない事が問題

セルジオ・ペレスFP2: 5位 1分19秒658 / FP1: 3位 1分20秒399

かなり難しい金曜日だった。FP2に向けて幾つか変更を加えたんだけど、予想通りにいかなかったから分析が必要だ。

FP1からFP2に向けてある意味でクルマの感触は良くなったけど、そうならなかった部分もあるから、自分たちが取った方向性を理解するために色々と取り組まなきゃならない事がある。

FP1の最初とFP2で走行時間を失ってしまい、走行距離という点でもかなり厳しい1日だった。ただ、それでも分析のための有益なデータを集める事ができたとは思う。

問題は後コンマ数秒をどうやって見つけ出すかだ。それによって人生が変わってくる。

ただ僕らとしては兎に角、今のクルマの状況を理解しなきゃならない。何しろ僕らは今、自分達の車で何が起きているのかを理解できていないんだから。


初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.245秒差で退けた。3番手にはコンマ4秒遅れでカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。

F1オーストラリアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間4月9日(土)12時から、公式予選は同15時から1時間に渡ってアルバート・パーク・サーキットで開催される。

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