アストンマーチン、F1マイアミを前に”再審請求権”を行使…中国での裁定を巡り
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アストンマーチンはF1第6戦マイアミGPの開幕に先立ち、前戦中国GPのスプリントレースでフェルナンド・アロンソに科されたペナルティを巡って再審請求権を行使した。
上海インターナショナル・サーキットで行われた100kmレースにおいてアロンソは、カルロス・サインツ(フェラーリ)との激しい肉弾戦の最中にターン7で接触した。
ヴィタントニオ・リウッツィら4名の競技審判団はレース後、5位フィニッシュしたサインツと、接触によりリタイヤしたアロンソを召喚。10秒のタイムペナルティと、3点のペナルティポイントをアロンソに科す決定を下した。
国際自動車連盟(FIA)は2024年4月30日(火)、この件を巡ってアストンが再審請求権を行使した事を明らかにした。
再審請求権は「競技中に利用できなかった重要かつ関連する新たな証拠」が事後に見つかった場合、スチュワードの決定に対して再審理を請求する事ができるというものだ。
これは2段階のプロセスからなる。
まずは5月3日(金)の午前8時(東部夏時間)よりオンライン上で行われる聴聞会において、アストンが提出する証拠が先の要件を満たすかどうか判断される。これには両チームの代表者が参加する。
スチュワードが要件を満たすと認めた場合、別途、再審理が行われる。