アストンマーチンF1、チームの大黒柱ベッテルを他所にアロンソに移籍をオファーか

アルピーヌのフェルナンド・アロンソ、2021年9月4日F1オランダGP予選が行われたザントフォールト・サーキットにてCourtesy Of Alpine Racing

第13戦オランダGPの週末初日、アストンマーチンがセバスチャン・ベッテルとの契約を解除し、2022年に向けてフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にオファーを出したとの噂が流れた。

移籍話を持ち込んだのはローレンス・ストロールで、結局はアロンソ側が拒否した事で話は流れたとされる。アロンソは第12戦ベルギーGPの開幕を翌日に控えた8月26日にアルピーヌとの契約延長を発表した。

仮に本当であればアストンマーチンの会長は自身の息子、ランス・ストロールの2倍近くものポイントを稼ぐドライバーを僅か1年で放出しようとしていた、という事になる。

燃料サンプル違反によるハンガリーGPでの失格がなければ両者の差は更に大きく開いていただけに、これは一部で大きな反響を呼んだ。ただ、ベッテルが引退を望んだ場合も同様に他のドライバーに対するアプローチが必要となる。

これに対してアストンマーチンの広報担当者はザントフォールトでのイベント2日目に、ローレンス・ストロールが今夏にイタリアのサルデーニャ島でアロンソのマネージャーであるフラビオ・ブリアトーレと昼食を共にした事実を認めつつも、両者は何年も前から同地で食事を共にし合う友人であり、社交以外の意味は一切ないとして、アロンソへのオファーを否定した。

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なお例の噂ではアロンソに拒否された事で全ての代替案は消滅し、その結果としてベッテルとのパートナーシップの継続が内定したとされており、ベッテルが引退を選んだという線を否定している。

アストンマーチンのオトマー・サフナウアー代表は今後数週間以内にベッテルとの正式な交渉をスタートさせる意向を示している。

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