アルピーヌF1、ガスリーの才能は「折り紙付き」早期契約解除に同意したレッドブルに感謝
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ピエール・ガスリーについてアルピーヌF1チームのオトマー・サフナウアー代表は、その才能は「折り紙付き」であるとして2023年からの活躍に期待すると共に、早期契約解除に同意したレッドブル・レーシングへの謝意を口した。
ガスリーは2023年に向けてアルピーヌと複数年契約を締結し、エステバン・オコンと共にオールフランス・ラインナップを形成する事となった。これには、今季を含めて過去9年間に渡って彼をサポートしてきたレッドブルの早期契約解除が必要だった。
バクー市街地コースのパドックで話し合うアルファタウリのピエール・ガスリーとレッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ、2022年F1アゼルバイジャンGP
サウナウアー代表はガスリーの起用発表に際し「ピエールが2023年以降に我々のチームに加わることになり非常に嬉しく思っている。彼の才能は既にF1で折り紙付きだ。我々はそれを活かしていくことを楽しみにしている」と述べた。
「我々は来シーズンに向けて幾つかの目標を掲げている。新しいドライバーラインナップはチームの高い目標を反映したものだ」
「目標に向かって前進し続けるために、ピエールとエステバンが共に協力してチームのモチベーションを高めてくれると信じている」
「ピエールがこうしたステップを踏めるよう条件に合意してくれたレッドブルに感謝したい」
アルピーヌのローラン・ロッシCEOはガスリーを「才能と意欲に満ちたドライバー」と評して「目標の達成に向けて積極的に貢献してくれるだろう」と述べた。
「彼は若くして豊富な経験を積み成功を成し遂げてきたドライバーだ。そのは我々の軌跡と完全に一致するものであり、共に成長していける事を楽しみにしている」
また、ルノーグループのルカ・デメオCEOは「2023年に向けてオールフランス人ドライバーラインナップを結成できた事を誇りに思う」とのコメントを寄せた。
「我々のルーツはフランスにあり、アルピーヌはノルマンディーで生まれたわけで、これは一種のセレンディピティと言えるだろう」
「2人のドライバーはチームとグループを前進させてくれるだろう。私は我々がフランスの誇りの象徴となる事を願っている」