アルピーヌF1「受け入れがたい」とFIA批判、アロンソへの罰則に苛立つロッシCEOが声明を発表

マイアミ・インターナショナル・オートドロームを周回するアルピーヌのフェルナンド・アロンソ、2022年5月7日F1マイアミGPCourtesy Of Alpine Racing

F1マイアミGPの決勝から3日後の5月11日(水)、アルピーヌのローラン・ロッシCEOは声明を発表し、フェルナンド・アロンソに対するレース後の5秒ペナルティ裁定に不満を示してFIAの対応を批判した。

アロンソはマイアミ・インターナショナル・オートドロームでのレースを8位でフィニッシュするも、ピエール・ガスリーとの接触事故の件で5秒ペナルティを受け9位に降格した。

だがその後、スチュワードは再び5秒ペナルティを科す裁定を下した。これにより2度のF1ワールドチャンピオンは今季2度目の入賞を剥奪され最終11位に後退した。これはレース最終盤にシケイン(ターン14・15)をカットしてアドバンテージを得た事が原因だった。

ランオフを走行した事でアロンソは後方のミック・シューマッハ(ハース)に対するゲインを得た。一方のシューマッハはアロンソのDRS圏内から後退し、後方から迫るエステバン・オコン(アルピーヌ)の攻撃に晒される事となった。

アロンソはアドバンテージを得た事を認識してアクセルを緩めたが、アルピーヌに弁明の機会は与えられなかったようだ。

ロッシは制裁によってダブル入賞が幻に終わった事に対する苛立ちを表明した上で、「フェルナンドはタイムを返上したものの、裁定が下される前に我々は状況を明らかにするための証拠を提示できなかった。一件は明らかに受け入れがたい」と語った。

「説明の機会が与えられれば、フェルナンドは9位をキープできたはずだ」

更にロッシは、オコンが予選欠場を余儀なくされたFP3でのクラッシュについても言及し、「十分な安全対策」を取らなかったとしてFIAに苦言を呈した。

オコンはターン13でコントロールを失いコンクリートバリアに激突。51Gの衝撃を受けた31号車A522のモノコックに亀裂が確認された事で予選欠場を強いられた。

前日にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が全く同じ場所、同じような状況でコンクリートバリアに激突。その夜にドライバー達はFIAに対し、事故現場にF1サーキット用に開発された衝撃吸収バリア、TecProを設置するよう求めたものの変更は行われなかった。

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