アルピーヌF1、2025年のガスリーのチームメイトを決定との報道

2024年仕様のレーシングスーツを着用するアルピーヌのジャック・ドゥーハンとピエール・ガスリーとエステバン・オコンCourtesy Of Alpine Racing

複数のメディアによると、ピエール・ガスリーの新たなチームメイトとしてアルピーヌの2025年のF1シートを手にするのは、ロードレース世界選手権(MotoGP)の500ccクラスで5年連続チャンピオンを獲得したマイケルの息子、ジャック・ドゥーハンになるようだ。

シートに空きがあるチームの多くがカルロス・サインツ(フェラーリ)の決断を固唾を呑んで待っていたため、ドライバーズ・マーケットは暫くの間、硬直していたが、ウィリアムズとの2年契約が決まったことで、シリー・シーズンのドミノ倒しが始まった。

フラビオ・ブリアトーレの猛アピールにもかかわらず、サインツにオファーを断られたアルピーヌについて英AUTOSPORTは、ドゥーハンの昇格を決断したようだと伝え、最終的な契約の締結はまだとの見方を示しつつも、近日中に発表される可能性があると報じた。

Courtesy Of Alpine Racing

雨のジル・ビルヌーブ・サーキットのピットレーンを走行するジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、2024年6月7日F1カナダGP FP1

チームのリザーブ・ドライバーを務めるドゥーハンは旧車を使ったテストで数多くのF1サーキットを走り込んでおり、メキシコ、アブダビ、カナダ、イギリスの各グランプリではこれまでに6回に渡ってFP1を担当している。

ブルーノ・ファミンに代わって新たにチーム代表に就任することが発表されたオリバー・オークスはドゥーハンにとってのかつてのボスだ。ドゥーハンは2019年にハイテックからF3アジアとF3アジアン・ウィンター・シリーズに参戦した。

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