アルファタウリF1、2022年新車「AT03」を初チラ見せ…イタリア国籍のトリコロール

アルファタウリ・ホンダAT02のフロントウイング、2021年10月23日F1アメリカGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・アルファタウリの2022年型F1マシン「AT03」には、グリーン、ホワイト、レッドのイタリア国旗トリコロールカラーが採用される。

”レッドブル・パワートレインズ”バッジのホンダ製F1パワーユニットを搭載するファエンツァのチームは2月12日(土)、新車発表を直前に控え初めて「AT03」を”チラ見せ”した。

公開された画像にはリアビューミラーが写っており、チームの本拠イタリア国旗を彩る白・赤・緑の3色が確認できる。だが、AT03にトリコロールがあしらわれる事はファンにとって特に驚くに値する事ではないかもしれない。

実はチームは以前、2022年のチャレンジャーにトリコロールを採用する事についてファンに意見を求めていた。

全体像は不明ながらも恐らくは先代の「AT02」同様に、AT03には艶消しのダークネイビーとホワイトを基調としつつ、部分的なアクセントとしてトリコロールが配されるのではないかと思われる。

同じグループのレッドブル・レーシングが未だ新車RB18の詳細を明かしていない事から、月曜のローンチイベントでAT03の全てが明かされる事を期待するのは難しいかもしれない。

チームはサスペンションやギアボックスを含むトランスファラブル・コンポーネントの多くをレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズから購入するものとみられるだけに、RB18に先んじてこれらの詳細を明かすとは考えにくい。

だがマーケティング及びプロモーションの観点から言えば、可能な限り多くの注目と反響を得る事が肝要だ。

ハースのようなレンダリングイメージだけなのか。それとも兄貴同様、新しいリバリーを施しただけのショーカーをお披露目するのだろうか。それともアストンマーチンやマクラーレンのように、クリティカルな部分のみを隠した実車をワールドプレミアするか。週明けが待ち遠しい。

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