バンドーン、観る者を熱くする見事な走りを披露「楽しかったし全てを出し切った」
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25日(日)に行われたF1第21戦アブダビGP決勝を終えて、マクラーレンF1チームのストフェル・バンドーンがレース内容とシーズン全体、そして来季への想いを語った。バンドーンは18番グリッドからスタートし、12位でチェッカーを受けた。
今回がF1ラストランのバンドーンはレース中盤、フォース・インディアのエステバン・オコンとハースのロマン・グロージャンと共に3ワイドの激しいバトルを展開。MCL33は明らかに他の2台よりもパフォーマンスが劣るものの、激しいドライビングでポジションを死守。見るものを熱くする見事なレースを繰り広げた。
Three wide! 👊#AbuDhabiGP pic.twitter.com/0nYLiKE7Kg
— Formula 1 (@F1) November 26, 2018
バンドーンは今年、12ポイントを獲得しドライバーズランキング16位。来年はフォーミュラEへの参戦が決定しており、今シーズンを以てマクラーレン・ホンダで始まったF1キャリアに別れを告げる。
楽しかったし全てを出し切った
ストフェル・バンドーン決勝: 14位, グリッド: 18位
シーズンの最後をノーポイントで終える事になったけど、それでも本当に良いレースだったし楽しかった。大混乱でもない限りは厳しいレースになるのは分かってたしね。懸命に戦い何台かのマシンと接近戦が出来たから、それが一番楽しかったんだ。後ろのマシンを抑えるために必死だったよ!
手持ちのリソースでやれるだけの事をやれたから満足してるんだ。今日は全力を尽くしたし、チェッカーフラッグを受けてシーズンを終える事が出来て嬉しいよ。ポイントが獲得できるほどの速さはなかったけど、それは今日に限った事じゃなくずっとそうだった。
持てる全てを出し切ったし、レース展開にも満足してる。ちょっとしたお祝いの時間を楽しんで、それから新しいチャレンジに向かうよ。多分明日には新たな挑戦で頭がいっぱいになってると思う。楽しみだ。
55周で争われた決勝レースでは、ポールポジションのルイス・ハミルトン(Mercedes)が今季11勝目を上げた。2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。