2026年のF1マレーシアGP復活計画が浮上、ペトロナス反論も可能性あり?
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2026年にF1マレーシアGPを復活させるべく検討が行われているとの報道を受け、マレーシアの国営石油会社ペトロナスは2024年2月1日(木)、声明を発表した。
ロイター通信は1月31日(水)、3名の関係者からの情報としてペトロナスが、新たな技術レギュレーションが導入される2026年にマレーシアでグランプリを復活させる事を検討していると報じた。
報道によるとペトロナスの計画は、30日(火)に同社社長兼最高経営責任者のテンク・ムハマド・タウフィク・テンク・アジズが主導する社内でのタウンホール・ミーティングで明らかになった。
ペトロナスはメルセデスF1チームのタイトルスポンサーであり、1999年から2017年にかけてF1マレーシアGPの舞台を務めたセパン・インターナショナル・サーキットのネーミングライツ契約を持つ。
この報道に対してペトロナスは声明を発表し「我々はペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットにF1を復活させるという議論が行われていないことを確認したい」と述べた。
ペトロナスはマレーシアでのグランプリ復活を議論していないとは主張しておらず、あくまでもセパンでのF1レース復帰に向けた議論の存在を否定したに過ぎない。
チケット売上高の減少と開催経費の高騰によりセパンは2017年シーズンを以てF1カレンダーから姿を消したが、現在もロードレース世界選手権(MotoGP)を含む幾つかのイベントを開催している。