2022年F1カレンダー、年間25戦は断念…候補にアフリカや韓国
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グラウンドエフェクト重視の次世代シャシーが導入される2022年シーズンのF1は史上最多23戦となる見通しで、南北アフリカや韓国が新たにカレンダー入りする可能性がある事が分かった。
2週間に発表が予定されている来季のF1開催スケジュールについてF1のステファノ・ドメニカリCEOがSport Bildに語ったところによると、年間25戦の案はお蔵入りとなったとのことで、目下23戦をターゲットに各プロモーターとの交渉が進められている。
開幕戦はバーレーンで、シーズンの3分の1が本拠ヨーロッパで行われる。新たな開催候補地としてはアフリカ諸国と韓国の名が挙げられている。
F1韓国グランプリは2010年にヨンアム・サーキットで初開催されたが、採算が取れないとして2013年を以てカレンダーから姿を消した。
なおチャンピオンチームのメルセデスと、セバスチャン・ベッテル及びミック・シューマッハの母国ドイツでのグランプリの復活はない。
F1は昨年ニュルブルクリンクでイベントを開催しているが名称は「アイフェルGP」で、最後にドイツGPが行われたのは2019年のホッケンハイムだった。
なおマックス・フェルスタッペンの地元、ザントフォールトでのオランダGP、そして初開催が計画されているマイアミでの新しいグランプリは今後のF1の定番となるやもしれない。ステファノ・ドメニカリは両イベントについてチケット完売は必至との見方を示している。
日本自動車連盟(JAF)発表の2022年FIA国際スポーツカレンダー登録申請によると、鈴鹿でのF1日本グランプリは現時点で2022年10月6~9日に鈴鹿サーキットでの開催が予定されている。
鳴り物入りで導入されたスプリントレースは来季より、チャンピオンシップとは別の独立したイベントとして開催される可能性がある。ステファノ・ドメニカリは従来の選手権とは別に、スプリントレースを対象としたタイトルの創設を検討している事を明らかにした。