F1後半戦カレンダー再編の可能性、サンパウロGPが延期を要請
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2021年FIA-F1世界選手権の後半戦のスケジュールが改定される可能性が浮上した。F1は現在、11月5~7日に予定されているインテルラゴス・サーキットでのサンパウロGPの1週間の延期を検討している。
サンパウロ州のジョアン・ドリア州知事は8月16日(月)、マスク着用を義務付けた上で今年のイベントを観客フル動員で行う計画を発表した。
また、11月15日(月)が共和制宣言記念日にあたる事から、F1に対して1週間後ろ倒しの11月12~14日への延期を要請している事を明らかにした。
6月に発売された28,000枚のチケットは既に完売しており、今月末には追加で更に約20,000枚のチケットが発売される予定となっている。
ブラジルはアメリカに次ぐ死者数を記録しているものの、2021年6月23日のピークを堺に死者ともに新規感染者数は減少傾向にある。
ブラジルを代表するシンクタンク、ジェトゥリオ・バルガス財団の試算によると、2021年のレース開催によって市内で約8,000人の臨時雇用が生まれ、6億7,000万レアル(約140億円)の利益が出るとされている。