わずか10歳!カート界の”神童” ルーカス・パラシオ、ウィリアムズF1育成プログラムに加入

若干10歳でウィリアムズのドライバー・アカデミーに加わったルーカス・パラシオ、2024年10月18日Courtesy Of Williams

10歳のアメリカ人カートドライバー、ルーカス・パラシオ(Lucas Palacio)がウィリアムズ・レーシングのドライバー・アカデミーに加わったことが、F1アメリカGPの初日を迎えた2024年10月18日、発表された。

パラシオは幼少期から驚異的な才能を発揮してきた。3歳で初めてカートに乗ると、2020年に6歳で公式カートレースデビューを果たし、その初戦で優勝を飾った。

2022年には年齢制限の免除を受けてミニ・スイフト・カテゴリーに参戦。年もキャリアも相当に上のライバルたちを打ち負かし、複数のレースで優勝と表彰台を獲得すると、翌年にはミニ・スイフトの全米選手権(USPKS、SKUSAプロツアー、スター選手権)の3つすべてでタイトルを獲得した。

2024年は国際カートレースにステップアップし、WSKスーパー・マスターシリーズで総合2位、さらにACIイタリアン選手権60ミニクラスでは、69人中4位の成績を収めた。

当然に、ウィリアムズ・アカデミー・ドライバーとしては最年少メンバーであり、チームはパラシオを「神童」と称賛する。

パラシオは今後、名門ウィリアムズからトレーニングを含む広範な支援を受け、将来のスタードライバー候補の一人として腕を磨いていくことになる。

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