ウィリアムズ、アルボン100戦記念イベントをF1アメリカGPで開催

アレックス・アルボン(ウィリアムズ)のF1キャリア100戦目(2024年F1アメリカGP)を祝う特別イベントを告知するグラフィックCourtesy Of Williams

アレックス・アルボンが通算100戦目を迎えることを記念してウィリアムズ・レーシングは、2024年F1第19戦アメリカGPの開催地、オースティンで特別なイベントを開催する。

28歳のタイ人ドライバーがドライブするFW46には、100戦を記念する特別なロゴが掲げられる。またこれとは別に、ウィリアムズのタイトル制覇の歴史に敬意を表し、ファンがデザインしたリバリーが2台のリアウイングに採用される。

Courtesy Of Williams

ウィリアムズが2024年のF1アメリカGPでFW46のリアウイングに掲げるファンデザインの特別なリバリー

オースティン市内中心部に設置されるファンゾーンには、アルボンの功績を称えるグラフィティ壁画やFW46のショーカーが展示され、アルボンは来場したファンと交流する。ショーカーにも特別仕様のリアウイングが搭載される。

ファンゾーンにはフランコ・コラピント、チーム代表のジェームズ・ヴァウルズ、2009年F1王者でチームのアンバサダーを務めるジェンソン・バトン、そしてウィリアムズ・ドライバー・アカデミーのアドバイザー、ジェイミー・チャドウィックも登場する。

ファンゾーンの訪問者には、F1シミュレーターでの速さを競い、プロ契約を通して実際のレースに参加できるチャンスが提供される。これは実世界のレースとeスポーツを融合させ、モータースポーツをより広範な観客層に提供することを目指すProdigy Racingとのコラボレーションとして行われる。

この他にも、100戦記念の限定グッズやコラピントのファンウェアが販売される。

アルボンは「100戦という節目を迎えられるなんて本当に夢のような気分だ。これまでの5年間は挑戦の連続だったけど、そのすべてに感謝している。ここでのレースを特別なものにして、チームにポイントを持ち帰りたい」と語った。

アルボンは2019年にトロ・ロッソからF1デビューを果たし、その後レッドブルに昇格するもシートを喪失。浪人生活を経て2022年にウィリアムズと契約を結びF1復帰を果たした。2025年シーズンにはカルロス・サインツとタッグを組む。

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