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2016年シーズンを通して争われる第2のチャンピオンシップと名高い(?)ファステスト・ピットストップ賞。事前の予想通りウィリアムズF1チームが王者に輝いた。シーズンを通して平均2.1秒、最速1.92秒、勝率なんと66%という圧倒的強さを見せつけての勝利だった。
16年シーズンは全21戦、そのうち14戦で最速タイムを刻んだことになる。シーズンを通して一貫した速さを見せ続けたウィリアムズのクルーは本当に素晴らしい。コンストラクターズ王者のメルセデスは3回、レッドブルは3回、ルノーが1回だったことを考えても、”ウィリアムズ無双“と言って良いだろう。
コンマ数秒の争いが繰り広げられるモータースポーツだけに、ピットストップの速さは極めて重要だ。今シーズンは残念ながらコンストラクターズ5位と前年より低い順位に甘えることになったウィリアムズなだけに、来年こそはピットストップだけでなく、コンストラクターズランキングでも優勝争いを見せてほしいところだ。