愛おしい…アロンソ VS ヘイローに引っかかったビニール袋、バクーで悪戦苦闘するF1王者
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フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)は人知れず、バクー市街地コースでビニール袋と壮大な争いを繰り広げていた。その様子を収めたF1の動画は、43歳の中年男性を思わず「愛おしい」と感じさせるものであった。
ストリートサーキットではままある話だが、初日プラクティスの最中、アロンソがドライブする14号車のヘイローのリアマウント付近に、何処からともなく飛んできた1枚のビニール袋が張り付いた。
無線を通してエンジニアから「フェルナンド、ヘイローの左側にビニール袋が張り付いてるから、もし可能なら、左手を伸ばして取ってくれない? 頭の左脇にあるから」と言われたアロンソは、どういうわけか自分のヘルメットを触り始めた…
エンジニア「頭の左側だよ。届かないかもしれないけど」
アロンソ(後頭部のあたりを右往左往)
エンジニア「もうちょいヘイローの方だよ…そう、そうそう、下、下の方…」
アロンソ(左手では届かないと判断。右手に切り替え、ヘイロー周りをまさぐり…ようやくゲット)
エンジニア「よし取れた。よくやった。後方は大丈夫だ」
上記の動画を再生する際は、必ずボリュームをオンにしてほしい。
アロンソは2021年のバーレーンGP、つまりF1復帰を果たした初戦で、サンドイッチの包装紙がリアブレーキダクト内に混入し、僅か32周でリタイヤを余儀なくされたことがある。