フェルスタッペン「相棒リカルドの笑顔が恋しい…」新シーズンに向けての抱負を語る
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レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、チームメイトのダニエル・リカルドの笑顔が恋しくて堪らず、シーズン開幕を心待ちにしている。
新車「RB14」の発表を2月19日(月)に控えたレッドブルは15日、「2018年シーズン・プレビュー」と題したフェルスタッペンへのインタビュー動画を公開した。その中で、シーズンオフの間ダニエル・リカルドと”離れ離れ”になった事で何が寂しかった?と問われたフェルスタッペンは、微笑みながら次のように答えた。
「彼の笑顔だよ(笑)でも、またすぐに会えるさ。待ちきれないね」
昨年のレギュレーション変更に上手く対応しきれず、フェラーリとメルセデスに差をつけられてしまったレッドブルは、2018年の新車「RB14」に天才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイをフルコミットさせている。フェルスタッペンは、シーズン開幕直後から優勝争いが可能なだけの戦闘力に恵まれる事を願っている。
「一歩前進して、シーズンの初めから良いマシンが用意できることを願ってるよ。そうすれば、去年みたいに追いかけるだけのレースから卒業できるからね」
今年のF1マシンの最大の注目ポイントは「かっこ悪い」との批判が相次ぐコックピット保護デバイス「ハロ」の導入だろう。フェルスタッペンも「凄くダサいだろうね。全然楽しみじゃないよ」と批判的だ。
ハロ導入に際してマシンの最低重量が引き上げられたものの、実際の重量増はこれを上回るため、背の高いドライバーにとっては決して有利とは言えない状況が生まれている。身長180cmと大柄のフェルスタッペンもその一人だ。
「ハロは6kg以上あるからかなり重いんだ。僕にとっては不利だよね。身長の高いドライバーや体重の重いドライバーにとっては理想的とは言えない。でも(体重を減らすために)トレーニングを変えたりはしてないんだ。気持ちよくレースできなくなるからね」
今月末の2月26日(月)には、新しいシーズンの幕開けを告げるプレシーズンテストが開幕する。フェルスタッペンは、現在のチームの状況を次のように評した。
「雰囲気は良いと思うよ。みんな(仕事を)楽しんでる。昨シーズンを力強い形で締め括れたし、新しいシーズンに向けてのモチベーションは高いよ」