F1イギリスGP 2024 PU投入状況:ホンダRBPT全車が上限4基に到達、ガスリー最後尾

ダニエル・リカルドのマシンをガレージに運び入れるRBフォーミュラ1のチームメンバー、2024年7月5日(金) F1イギリスGPフリー走行(シルバーストン・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2024年F1第12戦イギリスGPにおけるドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

週末を前にピエール・ガスリーが明かしていた通り、アルピーヌはFP1を前に10号車A524に年間上限を上回る今季5基目のICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-K/H、そして3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)を投入した。

Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
マックス・フェルスタッペン 6
セルジオ・ペレス 4 4 4 4 5
ジョージ・ラッセル 3 3 3 3
オスカー・ピアストリ 3 3 3 3 3
ランド・ノリス 3 3 3 3 3
ランス・ストロール 3 3 3 3 3
フェルナンド・アロンソ 3 3 3 3 3
ピエール・ガスリー 5 5 5 5 3 6
ローガン・サージェント 3 3 3 3 3
ダニエル・リカルド 4 4 4 4 5
角田裕毅 4 4 4 4 5
バルテリ・ボッタス 3 3 3 3 4
周冠宇 3 3 3 3
ケビン・マグヌッセン 3 3 3 3 4
ニコ・ヒュルケンベルグ 3 3 3 3 4

エンリケ・ベルノルディを含む4名のスチュワードはガスリーに対し、予選成績に関わらずスターティンググリッドの最後尾に並ぶよう命じる通達を出した。

セルジオ・ペレス、角田裕毅、そしてダニエル・リカルドが新たに主要コンポーネントを交換したことで、ホンダRBPTエンジン勢は全車が降格リーチとなる年間上限基数に達した。

V6ハイブリッド・ターボ導入11年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが年間に各4基まで、CE及びESが各2基まで、そしてエキゾーストが年間8セットまでに制限されており、超過した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

F1イギリスGP:パワーユニット通季投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
RB ホンダRBPT M.フェルスタッペンVER 4 4 4 4 2 2 6
S.ペレスPER 4 4 4 4 2 2 5
メルセデス G.ラッセルRUS 3 3 3 3 1 1 2
L.ハミルトンHAM 3 3 3 3 1 1 3
フェラーリ C.ルクレールLEC 3 3 4 3 2 2 4
C.サインツSAI 3 3 3 3 2 2 4
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 3 3 3 3 2 2 3
L.ノリスNOR 3 3 3 3 2 2 3
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 3 3 3 3 1 1 3
F.アロンソALO 3 3 3 3 1 1 3
アルピーヌ・ルノー E.オコンOCN 3 3 3 3 2 2 5
P.ガスリーGAS 5 5 5 5 2 3 6
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 3 3 3 3 3 3 3
L.サージャントSAR 3 3 3 3 2 2 3
RB ホンダRBPT D.リカルドRIC 4 4 4 4 2 2 5
角田裕毅TSU 4 4 4 4 2 2 5
ザウバー・フェラーリ V.ボッタスBOT 3 3 3 3 3 3 4
周冠宇ZHO 3 3 3 3 2 2 3
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 3 3 3 3 2 2 4
N.ヒュルケンベルグHUL 3 3 3 3 2 2 4

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