角田裕毅「ペースはさほど悪くない」予選・決勝に向け幾らか前向きに、順位アップのF1オーストリアGPスプリントを経て
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23周で行われたレッドブル・リンクでのF1スプリントを経て角田裕毅(RBフォーミュラ1)は、依然として競争力を引き出さなければならないとしつつも、本戦イベントに向けて幾らか前向きな材料があったと認めた。
角田裕毅はF1オーストリアGPスプリントのオープニングラップでフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)をパス。1ポジションアップの13番手でフィニッシュした。
前進したスプリントを経て、予選および決勝レースに向けて楽観的な気持ちになれたか? と尋ねられた角田裕毅は次のように答えた。
「そうですね、依然としてもう少しパフォーマンスを上げなければならないと思いますが、それほど悪くはありませんでした」
「予選と決勝に向けて大量にデータを集めることができましたし、過去2回のセッションを通して既に色々と試していますので、後は兎に角、まとめ上げていくだけです」
「ペースはそれほど悪くなかったように思います」
スプリントの終わりとともにパルクフェルメも一旦、終了した。集めたデータを元に予選・決勝に向けてセットアップを変更するのかどうかが注目される。
ポジションを上げられずに6位でスプリントを終えたルイス・ハミルトン(メルセデス)は「スプリント予選と同じような感じでバランスが悪かった。だから、予選に向けていくつか変更を加えて、最適なセットアップに少しでも近づけるようにするつもりだ」と語った。