WECトヨタ、トーマス・ローランを起用…レベリオンから引き抜き

トーマス・ローランcopyright TOYOTA MOTOR CORPORATION

TOYOTA GAZOO Racingは28日、2019-2020年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)におけるテスト兼リザーブドライバーとして、トーマス・ローラン(1998年4月5日生)を起用する事を発表した。

トヨタは既に、来季チームを離れる事が決定しているフェルナンド・アロンソの後任としてブレンドン・ハートレーを迎え入れる事を発表。小林可夢偉、中嶋一貴、マイク・コンウェイ、セバスチャン・ブエミ、ホセ・マリア・ロペスの残留が決定している。

フランス出身の21歳、トーマス・ローランは、当時19歳だった2017年にル・マン24時間レースの2位表彰台を獲得。耐久レースの世界において将来を有望視されている。同年12月にはバーレーンで行われたルーキーテストでTS050 HYBRIDをドライブ。その才能を印象付けた。

ローランは今季、レベリオン・レーシングからWECの最高峰LMP1クラスに初参戦。トヨタの2台が車両規定違反によって失格処分を受けた2018年のシルバーストン6時間レースで、マティアス・ベッシェ、グスタボ・メネゼスと共に3号車レベリオンR13で勝利を飾り、現時点でドライバーズ選手権3位につけているものの、今季最終戦となる来月のル・マン24時間レース限りで契約が満了を迎える。

村田久武チーム代表は「トーマス・ローランが TOYOTA GAZOO Racing に加わってくれることを歓迎します」と語り、今後の成長とチームへの尽力に期待感を示した。

「彼はとても速く、かつ堅実なドライバーです。彼の若さを考えると非常に印象的です。今までローランが示してきたパフォーマンスから見て、彼は今後も成長を続け、耐久レースにおける本当のスターになるであろうことを確信しています。チームの全員が彼のさらなる成長を楽しみにしています」

トーマス・ローランは、まずはレベリオンでの最終ル・マン24時間レースに集中したいと前置きしつつも「チャンピオンチームの一員としてTS050 HYBRIDを再びドライブするのが本当に楽しみ。キャリアで初めて、ワークスチームであるトヨタの一員となれることを誇りに思う。チャンスを与えてくれた全ての人に感謝したい」と語った。

トーマス・ローランは来月のル・マン24時間レースを終えた後すぐにTOYOTA GAZOO Racingに合流。来シーズンの世界タイトル防衛へ向けてプレシーズンテストに参加する。

キャリア
2013 仏カート選手権KZ125ロングコース:1位
2014 仏カート選手権KZ125ロングコース:1位
2015 仏カート選手権KZ125ロングコース:1位
カート世界選手権KZ2:1位
アジアン・ル・マン・シリーズ(-2016年):3位
2016 ヨーロピアン・ル・マン・シリーズLMP3:8位
ロード・トゥ・ル・マンLMP3:1位
アジアン・ル・マン(-2017年):10位
2017 世界耐久選手権LMP2:2位
ル・マン24時間レース:総合2位/LMP2優勝
WECバーレーン・ルーキーテスト
アジアン・ル・マン(-2017年):1位
2018 レベリオンからWECに参戦(-2019年)
ル・マン24時間レース:3位

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