トロロッソ・ホンダ、新車「STR13」のクラッシュテスト合格を祝う

トロ・ロッソの2017年型F1マシン「STR12」Courtesy Of Red Bull Content Pool

2018年1月16日、トロロッソ・ホンダは同チームの2018年F1マシン「STR13」がクラッシュテストに合格したと発表した。F1に参戦する全てのマシンには、FIA国際自動車連盟が定める厳しい安全基準をクリアする事が義務付けられている。

スクーデリア・トロロッソの面々は、本拠地イタリア・ファエンツァにてクラッシュテスト合格を祝った。チーム代表のフランツ・トストは、自らシャンペンを開けスタッフに振る舞った。

テストではFIA技術代表立会いのもと、75Kgのダミー・ドライバーを乗せたマシンが、フロント、サイド、リアの3面すべてからの衝突テストを受ける。サバイバルセルに損傷が出た場合は不合格となり、F1参戦権利を得ることはできない。

トロ・ロッソは、2018年シーズンより、ルノーからホンダへとF1パワーユニットを切り替える。両者のパワーユニットはコンセプト自体は似通っているものの、サイズや構成が異なるため、チームは車体レイアウトの変更を余儀なくされていた。テストの合格は、パワーユニットの移設が無事に完了した事を示す。

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