第104回インディ500制覇の佐藤琢磨、ボルグ・ワーナー・トロフィーに2つ目の顔
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2020年第104回インディアナポリス500マイルレースを制した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の顔が刻まれたボルグ・ワーナー・トロフィーが公開された。
第105回大会を100日後に控え、インディアナポリス・モータースピードウェイにて2月19日(金)にトロフィーの除幕式典が行われた。佐藤琢磨、チーム共同オーナーのボビー・レイホールとマイク・ラニガンらが出席した。
歴代のインディ500ウィナー全員の顔のレリーフが埋め込まれたボルグワーナー・トロフィーは高さが150cm程もあるシルバー製で、彫刻家のウィリアム・べーレンズの手によって佐藤琢磨の”2つ目”の顔が刻み込まれた。
佐藤琢磨は2017年にアジア人として初めて伝統の一戦を制しており、インディ500の優勝は昨年で2度目。トロフィーに2つ以上の顔があるのは20人しか存在しない。
なお式典と合わせてチームは、佐藤琢磨が今季のインディ500で駆るマシンカラーリングを発表した。ネイビー&オレンジの配色はボビー・レイホールが1992年にCARTタイトルを獲得した際のオマージュだという。サイドポットにはメインスポンサーの「PeopleReady」のロゴが配された。