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フォーミュラEが制作したマリオカート生誕26周年動画が話題を集めている。マリオカートは任天堂が開発しているアクションレースゲームで、1992年にスーパーファミコンで初めて発売。これまでに9作品が発表され、国内販売本数で累計2000万本を超える人気ゲームだ。
排気ガスを一切出さない電気自動車で争われるフォーミュラEはマリオカート26周年を祝って、”リアル版”マリオカートとも言うべき映像を作り上げた。
マリオカートの特徴の一つはアイテム。ライバルを攻撃したり自分のマシンの速度を一時的に上昇させるなど、様々な効果が得られるアイテムがマリオカートを他のレースゲームとは異なるユニークなものにしている。そんなアイテムが現実のモータースポーツレースに導入されたとしたら…。
2014年に設立されたフォーミュラEは新興シリーズで、世界トップレベルのシングルシーター競技を目指してテクノロジーを重視。ファンからの人気投票でレース中にブーストアップが得られる「ファンブースト」や、Twitterでの無料ライブ中継、競技中のレースと連動する形でリアルタイムにオンライン参戦できるレースゲーム等、これ迄にない様々な試みを実施している。
3Dホログラムが現実のものにでもなれば、フォーミュラEはいち早くそれをレースに取り入れてくる事だろう。マリオカートがゲームの世界から飛び出すのは時間の問題かもしれない。