FIAスチュワード、F1オーストラリアGPの主催者に異例の召喚

スタート直後のホームストレートとピットレーンの様子、2023年4月2日F1オーストラリアGP決勝レースCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

F1オーストラリアGPの決勝レースを経て、イベントの主催者であるオーストラリアGPコーポレーションがスチュワードに召喚されるという異例の事態が起きた。

ブラジル出身のレーシングドライバー、エンリケ・ベルノルディを含む4名の競技審判団は「決勝レース終了前に観客がコースに進入」する騒ぎがあったと説明した。

2位フィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は無線を通してコース上に人がいると報告。チェッカーフラッグから2分後に赤旗が振られるシーンがあった。

この日のアルバート・パークには131,124人の観客が詰めかけ、数々のクラッシュと3度の赤旗が振られた大混乱のレースを見届けた。4日間の総観客数は444,631人に達した。

現地20時15分より聴聞会が行われる。

イベント主催者が召喚されるのは控えめに言っても異例の事で、少なくとも近年においては例がないように思われる。

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