ピエール・ガスリー、1周目のルクレールとの接触で連続入賞記録潰える「僕にできる事は何もなかった」

決勝レースに向けて準備を整えるアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2021年6月27日F1シュタイアーマルクGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは予選6番手を獲得して大量ポイント獲得に向けて盤石の体制を築いたものの、6月27日のシュタイアーマルクGP決勝では僅か1コーナーでレースを終える事となった。

旧知の仲であるシャルル・ルクレール(フェラーリ)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とのスリーワイドでターン1にアプローチした際に接触が起きた。

その後、ターン2へと向かう際に今度はフェラーリのフロントウイングがガスリーの左リアタイヤに接触。パンクに見舞われたガスリーは更にサスペンションにもダメージを負う事となりリタイヤを余儀なくされ、連続入賞記録は6で潰えた。

僕にできる事は何もなかった

ピエール・ガスリー決勝: DNF, グリッド: 6番手

正直、今日はあまり語せる事がない。あのインシデントがあった時、僕はストレートの真ん中にいたんだ。できる事は殆ど何もなかった。

リアがパンクしてしまい、最終的には3輪だか2輪だかになってしまった。こんな結果、望んでいたわけもない。

あの時までは素晴らしい週末を過ごせていて、ポイントに相応しい素晴らしいパッケージがあっただけに、全くレースを戦う事ができず本当にガッカリしている。

コンストラクターズ争いが僅差だから本当にフラストレーションが溜まるけど、それでも5位を守れたのはチームにとって良かった。

今週末はあの事故を除いて凄く上手くいっていたから、気持ちを切り替えて来週のレースに向けて頑張りたい。


2021年のシュタイアーマルクGP決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2戦連続でポール・トゥ・ウインを飾った。2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果だった。

今週末と同じレッドブル・リンクを舞台として行われる次戦オーストリアGPは1週間後の7月2日のフリー走行1で幕を開ける。

F1シュタイアーマルクGP特集

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