角田裕毅、失意のマイアミ経てバルセロナへ「上手くやれると確信」の一方で…

マイアミ・インターナショナル・オートドロームのパドックを歩くスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅、2022年5月8日F1マイアミGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリの角田裕毅は2022年FIA-F1世界選手権第6戦スペインGPに先立ち「上手くやれると確信しています」とする一方、安定的に上位を争うためにはAT03の改善が必要との認識を示した。

ファエンツァのチームはプレシーズンテストで有望なパフォーマンスを発揮したものの、信頼性やコンディション変化に対して脆弱で、5戦を終えて16ポイントのランキング7位と苦戦している。

角田裕毅個人としては開幕バーレーンで8位、そしてエミリア・ロマーニャで7位フィニッシュを果たし、チームメイトのピエール・ガスリーを上回る印象的な走りを度々披露しているが、前戦マイアミでは予選まで好調を維持したものの、決勝では大きく後退し12位と奮わなかった。

「上手くやれると確信」の一方で…

角田裕毅
F1スペインGPに向けて

マイアミは色々なことがあった週末でした。フリー走行では最初、チームメイトに大きな差をつけられていましたが、なんとか前進し、その結果Q3まで進むことができたので、少し予想外だったとはいえ、自分にとってもチームにとっても良い結果になったと思います。

レースでは序盤に大きくポジションを落としてしまい、うまくまとめることができませんでしたが、全体的には幾つか前向きな材料を収穫できました。

誕生日(5月11日)はイタリアの自宅に戻り、ミラノで楽しい一日を過ごすことができました。これからはしばらく、ヨーロッパで過ごす事になります。まずは2月末に冬季テストを行ったバルセロナのサーキットです。

もちろん今回はプレシーズンの時より気温も高く、コンディションは大きく異なりますが、ここは僕が最もよく知るヨーロッパのコースの一つです。F2時代の2020年にはスプリントとフィーチャーの両レースで4位を獲得しました。

コースは非常にテクニカルで、コーナーの種類もスピードも高・中・低と多岐に渡るため、クルマの真価が問われるところです。どのチームもこのコースを熟知しているので、中団は非常にタイトになると思いますが、今週末はかなり良いパフォーマンスができると確信しています。

ただし、毎週末に渡って安定したレースができるようになるには、まだまだクルマの開発が必要だとも思っています。

バルセロナでは一歩前進できると思っていますので、できれば良いレースをしてポイントを持ち帰りたいと思いますが、同時に簡単なことではないとも思っています。


プレシーズンテスト会場ともなったF1スペインGPの舞台、カタロニア・サーキットは、全長4675mに16コーナーを有するマシン総合力が試されるコース。事実上の欧州ラウンド初戦という事で多くのチームが大規模なアップグレードを持ち込む見通しだ。

昨年のグランプリではルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、バルセロナでの5連覇を達成した。

F1スペインGPは日本時間5月20日(金)21時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1スペインGP特集

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