2022 F1シンガポール PU投入状況:ガスリー、ギアボックスと合わせてコンポーネントを交換

マリーナベイ市街地コースでスクーデリア・アルファタウリAT03をドライブするピエール・ガスリー、2022年9月30日F1シンガポールGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2022年F1第17戦シンガポールGPにおける各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは随時アップデートされる。

降格乱舞となった前戦イタリアGPとは対照的に、追い抜き困難なマリーナベイ市街地コースでの週末では、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が6基目のエキゾーストを投じたのみで、現時点で降格発生の予兆はない。

初日終了時点
Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
ピエール・ガスリー 6

なおアルファタウリは合わせてガスリーのギアボックス交換を行い、4基目のGBX DL(駆動系、ギアチェンジ部品、補助部品)を投入した。

ギアボックスに関しては、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)の3名のGBX C&C(ケース及びカセット)およびGBX DLが年間割り当て上限の4基目に達した。

V6ハイブリッド・ターボ導入9年目の今年はICE(内燃エンジン)、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間3基まで、CE(コントロール・エレクトロニクス)、ES(バッテリー)は各2基まで、そしてエキゾースト・システムは年間8セットまでに使用が制限されている。

F1シンガポールGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス G.ラッセルRUS 3 3 3 3 2 2 3
L.ハミルトンHAM 4 4 4 4 2 2 4
レッドブル・RBPT M.フェルスタッペンVER 5 4 4 4 3 3 6
S.ペレスPER 4 3 3 3 2 2 6
フェラーリ C.ルクレールLEC 5 5 5 5 3 4 9
C.サインツSAI 5 5 5 6 3 4 6
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 3 3 3 3 2 2 3
L.ノリスNOR 4 4 4 3 3 3 5
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 5 5 5 4 4 4 6
E.オコンOCN 5 4 4 4 3 3 6
アルファタウリ・RBPT P.ガスリーGAS 4 4 4 4 3 3 6
角田裕毅TSU 6 6 6 6 3 3 6
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 3 3 3 3 2 2 3
S.ベッテルVET 3 3 3 3 2 2 3
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 3 3 3 3 2 2 3
N.ラティフィLAT 3 3 3 3 2 2 3
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 6 7 7 4 2 3 6
周冠宇ZHO 4 4 4 3 2 3 6
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 5 5 5 4 2 2 6
M.シューマッハMSC 5 4 4 4 2 3 7

F1シンガポールGP特集

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