ピエール・ガスリー、バランスに苦戦し18番手「純粋に速さが足りない」と不満
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トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが14日(金)の第15戦F1シンガポールGP初日プラクティスを振り返った。ガスリーは相方ブレンドン・ハートレーのベストタイムに0.073秒届かず、18番手タイムで初日セッションを締め括った。
マシンを降りたガスリーは、クルマには期待していたような競争力がなく、純粋に速さが不足しているとコメント。予選に向けて大幅な改善が必要だと訴え、不満を漏らした。
舞台となるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットはエンジン全開率47%の超低速コース。伝統的にスクーデリア・トロロッソが得意とするトラックで、昨年のレースではカルロス・サインツが4位入賞を果たしている。
純粋に速さが足りない
ピエール・ガスリーFP1: 16位, FP2: 18位
僕らにとってはかなり難しい一日になってしまった。パフォーマンスという面では、期待してたほどの競争力はなかったし、マシンバランスに少し手こずってるんだ。純粋に速さがないから、今夜は今日集めたデータを分析して、何が問題で何が悪いのかを見つけ出す必要がある。そうすれば、明日に向けてクルマを改善できると思う。
シンガポールのトラックは本当にヤバイね!特に夜は本当に凄いよ。上手く走るにはリズムが必要なテクニカルなサーキットだし、この暑さだからドライバーにとっては本当にチャレンジングなんだ。それに、雰囲気も素晴らしいしね。本当に楽しかったよ。
ただし、現時点ではマシンの感触がそんなに良くないから、明日に向けてパフォーマンスを改善するために、頑張って仕事に取り組んで、何とかして方法を見つけ出さなきゃね。
初日をトップで締め括ったのはスクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネン。2番手メルセデスのルイス・ハミルトンを1000分の11秒差で退けた。3番手には0.522秒遅れでレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。
F1シンガポール・グランプリ3回目のフリー走行は、日本時間9月15日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってマリーナベイ市街地コースで開催される。