角田裕毅、”悔しい”8番手「トラフィックがなければ…」過去6戦で5回目のQ3

2021年12月4日のF1サウジアラビアGP予選でアルファタウリ・ホンダAT02を駆る角田裕毅、ジェッダ市街地コースにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は12月4日のF1サウジアラビアGP公式予選で8番手を獲得。過去6戦で5回目となる最終Q3進出を果たした。

チームはQ1を”追加のフリー走行”と位置付け、ソフトタイヤの理解を深める事に重点を置いた。角田裕毅はQ1で10番手を刻むと、Q2では僚友ピエール・ガスリーを1000分の96秒上回る5番手につけた。

ただ、Q3ではトラフィックに遭った事もあり、Q2の自己ベストを塗り替える事はできず、7番手のランド・ノリス(マクラーレン)から0.262秒落ちの8番手でヘルメットを脱いだ。

”悔しい”8番手「トラフィックがなければ…」

角田裕毅
予選: 8位, FP3: 4位

今日はちょっと複雑な気分です。Q1とQ2のパフォーマンスはかなり良かったと思いますし、凄く満足していますが、残念ながらQ3の最終ラップでトラフィックに阻まれてしまい、大幅にタイムをロスしてしまいました。

あれがなければもっと上のグリッドから明日のレースをスタートできたと思うので、今は悔しい気持ちです。

ただ、前向きな材料もたくさんありました。特にミディアムタイヤでQ2を突破できたので、明日は周りと同じタイヤでスタートする事になります。

ここは走る上で最高のコースだと思っていますので、レースを楽しみにしていますし、ポイントが獲れる事を祈っています。


ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は最終コーナーで壁に激突。3番手に留まった。

2021年 F1サウジアラビアグランプリ決勝レースは、日本時間12月5日(日)26時30分にスタート。1周6,175mのジェッダ市街地コースを50周する事でチャンピオンシップを争う。

F1サウジアラビアGP特集

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