中団に埋もれるも心配無用?「まだまだ引き出せる」とセルジオ・ペレス
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは12月3日(金)に行われたF1第21戦サウジアラビアGP初日セッションで、相対すべきメルセデスと匹敵すべきチームメイトに大きく遅れを取りミッドフィールドに沈んだ。
両チャンピオンシップを目指す上で、2台揃って予選上位につける事はレッドブルにとってレース戦略という点で極めて重要だが、金曜のペレスは奮わず、FP1では僚友マックス・フェルスタッペンから1.118秒遅れの11番手、FP2でも0.555秒遅れの9番手と中団に埋もれた。
ただ、チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナー同様、ペレスは2日目以降のペースアップを楽観視しているようだ。
まだまだ引き出せる
セルジオ・ペレスFP2: 9位, FP1: 11位
今日は本当に楽しかった。高速だしドライブしていて楽しいし、凄く良いサーキットだった。
FP2の終盤に全車がソフトタイヤを履いていた時の状況から考えると、予選ではトラフィックをどう管理するかが問題になりそうだ。
ここはチャレンジングなコースだし、ミスの代償が高くつくだろうから、きっと面白いレースになると思う。予選では適切なタイミングで適切なポジションでコースを走る事が重要だ。
ロングランに関しては十分に周回数を稼げていなから、僕のソフトタイヤでのタイムが実際の立ち位置を反映してるとは思っていない。まだまだタイムを引き出せるはずだから、バランスを適切にまとめ上げて、良いペースで予選を争えればって思ってる。
このコースで1周を完璧にまとめ上げるのは難しいと思う。でも日曜のレースは長いし何が起きるか分からない。兎に角、僕らとしては可能な限り上位につけ、それをキープする事が大切だ。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン。2番手に僚友バルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2で初日を締め括った。3番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が続いた。
F1サウジアラビアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間12月4日(土)23時から、公式予選は同26時から1時間に渡ってジェッダ市街地コースで開催される。