アロンソ、アストンは「予選よりフリー走行の方が速い」今季初のトップタイムも
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フェルナンド・アロンソは3月7日(木)のF1第2戦サウジアラビアGPのFP2で今季初のトップタイムを刻んだが、アストンマーチンは得てして「予選よりフリー走行の方が速い」と述べ、過度に受け止めていない様子を見せた。
2度のF1王者は日中のFP1でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.186秒差の2番手を刻むと、日没後のFP2では後続にコンマ2秒以上の差をつけ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とフェルスタッペンを退けタイムシートのトップに立った。
クルマを降りたアロンソは「良い感じだ」としつつも、「ただのプラクティスだし、去年やバーレーンでそうだったように、僕らは予選よりフリー走行の方が速い傾向がある」と冷静に分析した。
「それに搭載燃料量やエンジンモードや何かについても、他のチームとは異なる戦略を採っていたと思う。僕らとしては自分達のプログラムを前に進めるだけだ」
「クルマには何も問題がなかった。明日に向けてはセットアップ的にも大きな可能性があると思ってる。僕らにとって良い木曜日になった事は間違いない」
予選ではレッドブル、フェラーリ、メルセデスとのトップ8争いが期待されるが、レースペースはどうだろうか?
ロングランについて問われたアロンソは、しばらく考え込んだ後、「クルマから飛び降りて、ここ(囲み取材の場)に来たばかりだから全然分からないよ」と笑い、語ろうとはしなかった。
2024年F1サウジアラビアGP初日FP2をトップで締め括ったのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)。0.230秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)を2番手に、0.331秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を3番手に退けた。
3回目のフリー走行は日本時間3月8日(金)22時30分から、公式予選は同26時から1時間に渡ってジェッダ市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。