市販車開発でも協力進めるザウバーとアルファロメオ、F1提携を2021年まで延長

アルファロメオの2020年型F1マシン「C39」のエンジンカバー周り

ザウバー・モータースポーツとアルファロメオは2020年10月29日(木)、現行レギュレーションが継続される2021年末までF1でのパートナーシップを延長すると発表した。2018年に始まった両者の提携は4年を迎える事になる。

ザウバー・グループとアルファロメオのパートナーシップは、レースの枠を超えて広がっている。

ザウバー・エンジニアリングは、アルファロメオの新型車「ジュリアGTA」「GTAm」の設計、開発、製造に携わっており、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョヴィナッツィは伊バロッコのアルファロメオの開発コースでテストドライブを行い、エンジニアに対して技術的なフィードバックを提供してクルマの最終調整に関与した。

また、新型フロントバンパーやアジャスタブル・フロントスプリッター、サイドスカート、ディフューザー、GTAのスポイラー、GTAmのエアロウィングなど、ザウバーはジュリアGTAとGTAmのカーボンコンポーネントの製造を委託されており、サーキットで培ったノウハウと製造技術をアルファロメオの市販車部門に提供している。

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のマイク・マンリーCEOは「レーストラックで生まれたアルファロメオというブランドのDNAの中核はレースとパフォーマンスで占められている」と述べ、同ブランドにとってのレースの重要性を強調すると共に、ザウバーとの提携によって得られるものはF1での競争だけではないと説明した。

「ザウバーとのパートナーシップによって我々は、モータースポーツの最先端技術で競争するだけなく、新型ジュリアGTAやGTAmのように、独自のレースノウハウをお客様に提供する事も可能となる」

なお今回の発表は、イモラ・サーキットが2006年、14年以上ぶりF1カレンダーに復活する第13戦エミリア・ロマーニャGPの開幕に先立って行われた。アルファロメオはこれを記念して今週末のC39に、ロールフープ上部とリアウイングのエンドプレートにイタリア国旗をあしらったワンオフの特別カラーをあしらう。

F1エミリア・ロマーニャGP特集

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