ロバート・クビサ、コロナ陽性のライコネンの代役としてF1イタリアGPもアルファロメオから出走「モンツァは僕が良く知るコース」
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性反応が出た事で前戦オランダGPを欠場したキミ・ライコネンが今週末のイタリアGPを再び欠場する事になり、ロバート・クビサが2戦連続でアルファロメオC41をドライブする事になった。
先週、今季限りでのF1引退を発表した41歳のフィンランド人ドライバーは、ザントフォールトのイベント前を前にした検査でウイルスの陽性反応が確認されレースの欠場を余儀なくされた。
代役として急遽ステアリングを握ったリザーブドライバーのクビサは、ウィリアムズでドライブしていた2019年シーズン末以来のグランプリ出場となり、金曜フリー走行を一切走れなかったものの、15位完走を果たした。
アルファロメオはモンツァ・サーキットでのイベント開幕を直前に控え 「今週末のイタリアGPでも引き続き、リザーブドライバーのロバート・クビサがキミ・ライコネンの代役を務める」との声明を発表した。
「キミは先週のザントフォールトでの週末にCOVID-19の陽性反応が出た事からレースを欠場した。まだレース復帰の許可は出ておらず、保健当局の要求に従って今も自宅で隔離状態にある」
「オランダGPではFP3の前に急遽ステアリングを握ったロバートが見事なパフォーマンスを発揮してくれた。今週末もアントニオ・ジョビナッツィと共にドライブする予定だ」
クビサはライコネンの早期回復を願うとの談話を発表した。
「まず最初にキミに心からのエールを送りたい。早く良くなってコックピットに戻ってこられる事を願っている」
「モンツァは僕が2006年に初めて表彰台に立った素晴らしいコースだし、レースが楽しみだ」
「ザントフォールトとは違って良く知っているコースだし、特に今週末はスプリント予選が行われる関係上、練習セッションが1回少なくなるから、それが僕にの助けになると思う」
「オランダでの出来には満足しているし、モンツァでもう一度チームを手助けしたい」