レッドブル・ホンダ、石油最大手エクソンモービルとの契約を延長
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ホンダ製F1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングは23日、エクソンモービルとのパートナーシップ契約を延長した事を明らかにした。契約は複数年。アメリカ合衆国テキサス州を本拠とする総合エネルギー会社は、今後も公式オイルパートナーとしてミルトンキーンズのチームと共闘する。
F1は今も4輪フォーミュラの世界最高峰の一つに位置づけられており、このスポーツで成功を収めるためには、あらゆる細部に至るまですべての要素を徹底的に調和させる事が求められる。個々のマシンやエンジンに最適化された専用の燃料や潤滑剤なしにタイトルを目指すことは難しい。
新たな契約に基づきエクソンモービルは、レッドブル・ホンダの2020型F1マシン「RB16」のパフォーマンス向上を目指し、エンジン及びギアボックスの性能向上に必要不可欠な次世代の潤滑オイル開発に取り組んでいく。同社は2017年の提携開始以来、チームのエンジンサプライヤーと緊密に協力しながら、レース用燃料「エッソ・シナジー」及び潤滑油「モービル1」の改良を続けてきた。
今回の契約更新について、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「2020年以降もエクソンモービルとの良好なパートナーシップをF1で継続できる事に非常に満足している。過去3シーズンに渡る彼らとの作業によって、我々は非常に喜ばしい結果を得ている。燃料や潤滑油の開発による進展が、マシン性能の向上や目標達成に貢献していることは間違いない」と述べた。
エクソンモービルのナイジェル・サール上級副社長は「レッドブルは世界のモータースポーツ界における最も有名なブランドの1つであり、Mobil1及びEsso Synergyにとって理想的なパートナーであることは既に証明されている通りだ。メルボルンでのシーズン開幕戦は間近に迫っている。チーム及び、活躍著しいマックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボンと共に仕事を続けていくことを楽しみにしている」と語った。