キミ・ライコネン、技術規約違反で予選失格…アゼルバイジャンGP決勝でピットスタート

ピットアウトするアルファロメオのキミ・ライコネン、F1バルセロナ合同テストcopyright Pirelli & C. S.p.A.

F1アゼルバイジャンGPで予選9番手を獲得したアルファロメオ・レーシング(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネンは、フロントウィングのレギュレーション違反により予選結果から除外された。

ザウバーエンジニアリング製C38の前方ウィングが、F1テクニカルレギュレーションの3条9項8に違反。所謂「たわみ」に関する取り決めで、レーススチュワードによって「60Nの荷重をかけた際に5mm以上たわむ」事が確認された。

違法なクルマで予選を走った事でライコネンは予選結果から除外され、燃料流量違反のピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)と、予選Q1クラッシュのロバート・クビサ(ウィリアムズ)と共に、ピットからのレーススタートを強いられる事になる。

ライコネンの降格によって利を得るのは、ライコネンの後任として今季スクーデリア・フェラーリに加わったシャルル・ルクレールだ。予選Q2でクラッシュを喫した跳馬ルーキーは、エンジン交換のアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)とライコネンの後退に伴い、8番グリッドからスタートする。

F1アゼルバイジャンGP特集

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