悪夢止まらず…アロンソの駆るマクラーレン、2日連続でオイル漏れ 信頼性に大きな課題 / 第二回 F1合同テスト2日目

マクラーレンMCL33を駆るフェルナンド・アロンソcopyright Mclaren

第二回合同テスト2日目、マシンの信頼性不足が露呈しているマクラーレンMCL33がまたもコース上で停車、大きな課題を抱えていることが明るみに出た。

3月7日、この日のテストを担当したのはフェルナンド・アロンソ。昨日電気系統とオイルリークの二重苦に苦しんだMCL33であったが、この日は現地9時のセッション開始から順調に走行を重ね、2時間が経過した時点で46周を走り込んでいた。

復活を遂げたかに思われたのも束の間、現地11時過ぎにアロンソは突如7コーナーでマシンを停め、コース上には赤旗が振られた。アロンソはマシンを降り、コース上にはオイル漏れの際などの際に使われるセメント粉がまかれた。

原因はオイルリーク、チームによれば対処のためエンジン交換を実施するという。交換には少なくとも3時間程度かかるとされ、アロンソがコース上に戻るのは早くとも現地15時位になるものと思われる。マクラーレンは昨日も、ハイドロ系の問題によって午後のセッションを棒に振っている。

https://twitter.com/wbuxtonofficial/status/971326041162764289

一連のマシントラブルついてマクラーレンのチーム代表を務めるエリック・ブーリエは昨日、テストにはトラブルがつきものだとして、過度な心配なしていないと述べた。なお、ルノー側はマクラーレンの車体に発生したバッテリーの不具合について、本体そのものに起因するものではないとの見解を示している

この日のバルセロナも昨日同様好天に恵まれドライコンディション。セッション開始時刻の気温は9℃、路面温度は10℃となっており、終日に渡って好条件での走行が期待されている。本日2日目の担当ドライバーは以下の通り。

Team Driver
メルセデス ルイス・ハミルトン(午前)
バルテリ・ボッタス(午後)
フェラーリ キミ・ライコネン
レッドブル マックス・フェルスタッペン
トロロッソ・ホンダ ブレンドン・ハートレー
マクラーレン フェルナンド・アロンソ
フォース・インディア エステバン・オコン
ウィリアムズ ランス・ストロール(午前)
セルゲイ・シロトキン(午後)
ルノー カルロス・サインツ(午前)
ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)
ハース ロマン・グロージャン
ザウバー シャルル・ルクレール

2nd F1テスト2日目 順位結果

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