2nd F1テスト2日目午前《結果》桃色のリカルドが17秒台に迫り最速!1秒以内に6台がひしめく接戦
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第二回バルセロナテスト2日目、初日に引き続きカタロニア・サーキットは晴れのドライコンディション。現地午後13時の時点での気温は14℃、路面温度は30℃を超え、格好のテスト日和に恵まれた。この日公式のランチブレイク設定されておらず、セッションは現地9時から18時まで休みなく進められる。
13時過ぎの時点で最速タイムを記録したのはアストンマーチン・レッドブルのダニエル・リカルド。レッドブルとしては初めて桃色ハイパーソフトタイヤを履き、17秒台目前の1分18秒047を記録した。昨日はバッテリーの不具合に見舞われたが、この日は順調に周回を続け89周を走破している。
2番手にはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。紫色のウルトラソフトタイヤで0.353秒差と迫った。他を圧倒する信頼性を示すW09はこの日も快調。全チーム最多となる90周を走り込んでいる。3番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。黄色のソフトタイヤを履きリカルドから1.5秒落ちの19秒541をマーク、レース規定周回数と同じ66周を走りきっている。
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この日トロロッソ・ホンダSTR13のステアリングを握るはブレンドン・ハートレー。ソフトタイヤで20秒834を記録し53周を走り込んだ。9番手タイムとは言え、5位のカルロス・サインツ(ルノー)から10位のシャルル・ルクレール(ザウバー)までの6台が1秒以内にひしめいており、接戦の様相を呈している。いよいよ各マシンの実力があらわになり始めている。
昨日電気系統とハイドロリックのトラブルで走行時間を大きくロスしたマクラーレンは、この日フェルナンド・アロンソが担当。リカルドと同じハイパーソフトを履き1.8秒遅れの4番手タイムを記録するも、午前中にまたもオイルリークの不具合が発生しガレージイン。エンジン交換作業のために多くの時間を失っている。信頼性に大きな課題を抱えている事が明るみに出た形だ。
第二回 F1合同テスト2日目午前 順位結果
Pos. | Driver | Team | Time | Tyre | Lap |
---|---|---|---|---|---|
1 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分18秒047 | ハイパー | 89 |
2 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分18秒400 | ウルトラソフト | 90 |
3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分19秒541 | ソフト | 66 |
4 | フェルナンド・アロンソ | マクラ-レン | 1分19秒856 | ソフト | 47 |
5 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分20秒042 | ミディアム | 88 |
6 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分20秒042 | ソフト | 51 |
7 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分20秒349 | ソフト | 63 |
8 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分20秒805 | ソフト | 64 |
9 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分20秒834 | ソフト | 53 |
10 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分20秒919 | スーパーソフト | 80 |