デビュー戦に向けて着実に成長を遂げるアレックス・アルボン / F1テスト5日目
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トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが、2月26日(火)に行われたF1バルセロナ合同テスト5日目を振り返った。ルーキーのアルボンは、C4コンパウンドでトップから0.940秒遅れの6番手を記録。103周を走り込み、2019シーズン開幕オーストリアGPに向けて、着実に学びを深めている。
学ぶべき事はまだ多い
アレックス・アルボン順位: 6位, 周回: 103周
今日は悪くない1日だったと思うよ。朝の段階でちょっとしたトラブルが幾つかあって、出だしは少し遅れてしまったけど、すぐにその部分は挽回できたし、かなり走り込むことができた。午後のセッションでは、マシンへの理解を深めながらロングランの挙動を把握することができ、大きく前進できたと思う。明日もこの勢いで行きたいね。
僕自身はまだマシンに慣れなきゃいけない段階で、学ばなきゃいけないことがたくさんあるけど、これから徐々に上手く合わせ込んで行けると思ってる。高速走行の際のマシンのコントロールの仕方や、レース中に”いつプッシュできてできないのか”という見極めについても、今後周回を重ねることで掴めてくると考えている。あと数週間に僕の初レースが待ってるわけだけど、着実に準備は整ってきてると思う。
プレシーズンテスト後半初日でトップタイムを記録したのは、マクラーレンのランド・ノリス。スーパーソフト相当のC4コンパウンドで1分17秒709をマークした。これに続いたのはレッドブル・ホンダ。ノリスよりも硬いC3タイヤで1000分の6秒差につけ、事実上のファステストを飾った。
第二回F1バルセロナ合同テスト2日目のセッションは2月27日(水)の現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする。