2番手ピエール・ガスリー、AT02とホンダ新型PUにかなりの好感触…開幕バーレーンGPに期待感 / F1テスト《2日目》2021
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ピエール・ガスリーはホンダの新型パワーユニット「RA621H」とアルファタウリのニューマシン「AT02」にかなりの好感触を得ているようだ。
2日目を迎えたバーレーンでの2021年F1プレシーズンテスト。この日午後を担当したガスリーは序盤にロングランを行った後、後半はソフトコンパウンドを履いて87周の大量周回を稼いだ。
C5コンパウンドで刻んだファステストラップは1分30秒413。同じタイヤを履いてタイムシートのトップに立ったメルセデスのバルテリ・ボッタスに0.124秒と迫っただけでなく、昨年の事実上のNo.3チームであるアストンマーチンを3番手に従えた。
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズはガスリーの作業によって「いくつかの興味深い方向性を見出すことができた」として、最終3日目にそのアイデアを探っていくつもりだと語った。
良い位置に付けている
ピエール・ガスリー2位: 1分30秒413 / 87周
今日は午後を担当したわけだけど、かなりの周回数を稼ぐことが出来たし、今日も本当に有益な1日だった。
セッション序盤には燃料をたくさん積んだ状態での走行に取り組み、終盤にはソフトコンパウンドを履いてのパフォーマンスランを行った。
特に昨年のこの時期との比較で言うと、今のマシンのフィーリングは本当に良い。僕としては本当にポジティブに感じている。
もちろん、まだまだ改善しなきゃならないところはあるけど、テスト残り1日という現段階としては、良い場所にいるんじゃないかと思う。
ホンダのパワーユニットは、これまでのところ非常に上手く機能しているし、信頼性の問題もない。最高だよ。
テストは僅か3日間しかなく、更に2人のドライバーでクルマをシェアしなきゃならないから大変だと思っていたけど、これまでにかなりの周回数を重ねてこれたし、開幕バーレーンGPに向けてのマシンの出来にはかなり満足している。
初日をトップで締め括ったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。2番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が0.124秒の僅差で続いた。3番手はランス・ストロール(アストンマーチン)という結果となった。
バーレーンテスト最終3日目は、日本時間3月14日(日)16時から午前のセッションが、同21時から午後のセッションがそれぞれ4時間に渡って開催される。テストの模様は2ヶ月無料キャンペーンを実施中のDAZNが生配信する。