ヒュルケンベルグの出番なし? ペレス、70周年記念GPでの復帰の可能性高まる
Published:
セルジオ・ペレスが70周年記念GPで復帰する可能性が高まった。レーシング・ポイントF1チームは開幕初日を翌日に控えた8月6日、当局から隔離期間終了のお墨付きを得た事を明らかにした。
これにより、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陰性が確認されれば、ペレスはニコ・ヒュルケンベルグに託していたステアリングを引き継ぐ事ができる。
第4戦F1イギリスGPの週末の水曜に行われた検査結果が「不確定的」であったとして、ペレスは翌木曜日にも検査を受けたが、この2回目の検査で陽性反応が確認されたためパドックへの立入が許可されず、レース週末全体を欠席することとなった。
英国政府のガイドラインは当初、感染者の隔離期間を7日間と義務付けていたが、この条件は先週末の木曜日に10日間へと拡大された。そのため解釈を巡って混乱があったが、レーシング・ポイントF1チームはイングランド公衆衛生当局から直に、ペレスの隔離期間の中止許可を得たと発表した。
隔離義務から開放されたことでペレスは、国際自動車連盟(FIA)の行動規範に基いて6日(木)にCOVID-19の検査を受け、現在結果待ちの状態となっている。
チームは6日(木)の夜ないしは、7日(金)朝にランス・ストロールと共にRP20を駆るドライバーを発表する予定だとしている。なお再び陽性となった場合に備えて、ヒュルケンベルグが待機している。